無意識の餌食になっちゃう人は衝動も悪い良心も、逃げずに立ち向かえば、恐れるに足りないものだとか分かりります。 Young Man Luther 『青年ルター』p.218の第2パラグラフから......
今日は、テレビ番組「達人達 Switch Interview」から。杉良太郎さんと、脳神経外科医の上山博康さんの話から。このブログの読者には、かなりの数の教員と、病気の人が、いますね。どうぞ、良い一日を。
杉:僕はあまりオベンチャラを言わないタイプでね、本音しか言わないんですけれど、だいたいお医者さんて、すごくエバってんです。嫌な面持ってんです。…上山先生は、あまりお医者さんが見せない、自分の人間の弱さ、…人間臭い・・・」
上山:「…(医者は、)悪意のないところで温室育ち、世間の波風とか、底辺なんか見ないで、人間の本当の弱みを見せる病気とね、正面向かっている時に、どこか高みの見物だし、高所からものを言っているですよ。でもその内、医者のスタンディング・ポジションが、いかに脆弱で、おかしなポジションだったかに気付かなきゃ、ダメなんです。人間を知らなくて、良い仕事ができる訳がない…」
子どもを前にして、立派なことを言ったり、「正しいこと」を強制したりしている教員を見るにつけ、しかも、それがとっても多いのを見て、残念に感じることが多いんです。その時、この上山康彦さんの言葉を、出来事として体験してもらいたいと思います。馴れ合いという安全地帯にいて、生きていることに気が付かない。人間の本当の弱さを知らない。
教員がエバっているには、人間を知らないから。自分の本当の弱さを知らないから。
教員がエバっているから、良い仕事ができない。
あれだけ教えたがりなのに、大事なことは無知なんですね。
空はもう秋。
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