ガンディーの課題解決法。
p238の下から4行目途中から。
このストライキの詳細とセツルメントの詳細は、ここでは問題にしません。このストライキは、いつものように、賃金問題として始まります。アーメダバードの経験が、インド内外の他の地域の工業地域に、政治経済的に限定的に当てはめる時間的な余裕が、ありません。ここで私どもが関心を持つのは、ガンディーが、この闘争に加わった時から、いつもの妥協に行きつくまで、お互いに最大限、脅かしあう場であると、闘争を考えるんじゃぁなくて、すべての人にとって、すなわち、労働者にとっても、工場主にとっても、ガンディー自身にとっても、「≪いまここ≫から成長する」チャンスだと、闘争を考えた、という事実ですね。
普通じゃない。闘争は、勝ち負け、勝負の時でしょ。普通は。ガンディーは、闘争を勝ち負けにしない。そこで普通は対立する人が共に成長するチャンスに、戦いそのものをしたんですね。
それが非暴力の不思議ですね。
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