やり取り上手で、物事に対処する力もあることが大事ですね。
The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p76のブランクから。
さて、私どもは、この後も続く本能的な人間力と人間の感覚器官を指摘しようとしてきました。しかも、一連の心理社会的な舞台と世代の繋がりとの中での話です。私どもが一番強調してきたのは、発達のいくつかの法則ですし、その法則が出来る際に不可欠だと思われることを学際的に気付いていくことです。もっとも、私どもは、リストに載せた、たくさんの舞台のここだとか、使ってきたいろんな言葉をすべて使えだとか、言い張るつもりなどありません。というのも、私どものライフサイクルの発達図式を、端から端まで価値あるものと認めるためには、私どもは、これまでのページでは見過ごしてきたたくさんの指針にも頼っているのは明らかだからです。
エリクソンの物言いは、あくまで謙遜ですね。エリクソンの見事なまでの発達図式についても、いろんな発達や心理などに関する指針の力も借りていることもハッキリと認めます。よくできた人こそ、自分のできることとできないこととをハッキリと見定めていますよね。それが「大人の責任」というものですね。
無責任な人ほど、声高にできもしないことを言い張るものですよね。
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