人生にライフサイクル理論の表は、織物 テクスタイル textile。どの経糸も、すべての横糸に繋がっている訳ですね。それが人生の巡り合わせの妙と言えるでしょう。
The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p61の後半から。
人生千秋楽の舞台
高齢者なってから支配的になるアンチテーゼであると同時に、人生の千秋楽の危機の主題を、私どもは、「integrity 『試練に何度も出くわしたけれども、“人生上手く出来てるなぁ” という感じ』になれるのか、それとも、despair 『良いこともあったけれども、“人生に何の望みもありゃしない”という感じ』になっちゃうのかの危機」と名付けました。ここで耳触りの悪い方は、なるほどという感じに見えるかもしれませんね。一番上の行は、私どもに与えられた人生行路の、その終わりを告げていること(訳注:つまり、お先真っ暗)を考えれば、そうでしょ。ところが、integrity 「試練に何度も出くわしたけれども、“人生上手く出来てるなぁ” という感じ」には、固有の要求を通す感じがありますね。それは、特定の強さ、最後のアンチテーゼから熟成する強さを前提とするものだけれども、つまりそれは、wisdom 「闇の中に光を見つけ出す叡智」でしょ。
私どもも、integrity 「試練に何度も出くわしたけれども、“人生上手く出来てるなぁ” という感じ」を持ちたいものですね。しかし、そのためには、wisdom 「闇の中に光を見つけ出す叡智」が、必要なのも、分かりますもんね。
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