≪私≫の中には、≪約束≫がある「私には夢がある」と言ったのは、かのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師。夢があることは、人間が日々心豊かに、そして、意識的に生きていくうえで、非常に大...
発達トラウマを抱えた愛着障害の子どもは、決して「怒らない」「良い良心」のセラピストが、1人、必要です。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.213の第5パラグラフから。
こういうことをしてたら、回復の妨げになりますね。心の傷が痛んで起きちゃういろんな行動は、自分の命を守りたくて始まるものだということが分かれば、あなたは心の中で響いている音色(不協和音)に耳を傾ける勇気を出そうとするかもしれませんよね。でもね、現実に、あなたはその勇気を出す必要があんですね。あなたが探さなくっちゃならないのは、あなたと心響き合わせてくれる信頼できる人ですし、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれて、感情脳からくる、心がシクシク痛む心の声にあなたが耳を傾けるのを手助けしてくれる人です。あなたが必要なセラピストは、あなたが怯えていることにも、ビクビクせず、あなたが抱く最も暗い激しい怒りを包み込んでくれる人ですし、あなたの全てを守ってくれる人です。そういう人がいれば、自分が長い間、心向き合わさず捨ておかなければならず、バラバラになっていたいろんな経験に、シッカリと心向き合うことができるようになります。心の傷を負わされた人は、ほとんどの人が、ジックリと踏みとどまり、しかも、どこまでもやり取りのある関係の中で、この作業を共にしてくれる人が、1人、必要です。
今まで繰り返し「怒られてきた」愛着障害の子どもは、自分が避けてきて、バラバラになった経験を、決して「怒らずに」共にしてくれる人が、1人必要です。それは、必ず「良い良心」の人なんですね。愛着障害の子どもは「激しい怒り」が必ずありますから、その「激しい怒り」付きのバラバラになった経験を、決して怒らずに共にできるのは、「良い良心」のセラピストだけですから。
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