平和。ピース。シャローム。でも、本田哲郎神父様は、この平和は、円満とは全く違うと言いますね。日本人は、円満が好きでしょ。でも、そこにはウソとゴマカシがある場合が多い。なぜなら、円満には、村八分、イジメ、排除…が隠されているからですね。
私どもは、どうすれば、真の平和+本物の安心=シャロームを実現できるのでしょうか?
本田哲郎神父様『釜ヶ崎と福音』から。
信者にはたしかになったけれど、福音を生きられない。ほんとうの意味での解放や喜びやいのちを実感できていない。とすれば、これはおおごとです。…どの教派、どの教団に属するかが問題ではない。大した違いなどありはしない。大事なのは、どうすれば福音を生きることができるのかです。…
…パウロは…(コリント人への第1の手紙 12章12-21節で)「洗礼を受けようが受けまいが、…キリストの体の部分として存在している。…洗礼を受けたかどうかにかかわりなく、みんなキリストの体につながっている」(といいます)。
…
多様性を認めた上で、ほんとうにキリストの体を介して1つになるための、大事な大事な条件があります。…一致と平和の秘訣とは、いちばん小さくされている部分を最優先させることです。
ですから、イエスは「私の兄弟の一番小さくされたものの1人にしたことは、すなわち、私にしてくれたことと同じですよ」と言ったのですね。
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