Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども、大人。
発達トラウマ障害(DTD)治療の基本は、ヴァン・デ・コーク教授が主張する三本柱です。
最終章の第7章、p.286の、第2パラグラフの、9行目途中から。
たとえば、私どもの調査研究にご参加いただいている方の多くは、参加の主たる動機は、トラウマとトラウマからの回復が、心理学的にもっと分かれば、自分達みたいに人が苦しまずに済むと信じているから、とおっしゃいます。たとえば、研究のための面接の最後に、ティムは、前のいくつかの章でご紹介したベトナム帰還兵ですが、次のようにコメントしています。
「自分の経験と、皆さんと分かち合って来たことが、どなたかのお役に立てるだろうと、願っています。それは良い気分ですよ。私が私の人生で味わって来たようなことを、人様に味わわせたい、てなことは、全く望みませんからね。私は、私が味わって来たことを人様が再び体験せずに済むように、って、願っています。私がこちらでして来たことが、もしどなたかに役立つのであれば、それは、やった甲斐がある、というものです」。
人は心から満たされれば、人様にも幸せになってもらいたい、と自ずから願うもの。
教師、福祉従事者、医療従事者には、お金や学歴の高い人ではなくて、心満たされた人がなるのがふさわしい。
現実は、真逆です。
教員、福祉従事者、医療従事者には、心満たさせない、ビョーキの人があまりにも多い。
教師、福祉従事者、医療従事者には、お金や学歴の高い人ではなくて、心満たされた人がなるのがふさわしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます