ルターが使った道具はこれ自分を確かにさせたいのに、それが叶わないとき、悪い良心が生じます。まさに今の日本がそれです。ですから、人を人とも思わない、人に対して平気でウソを言う、戦争する...
今晩も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : defelopmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の26日目。
今晩は、 「発達トラウマ障害≒愛着障害の証拠」の章の16日目。発達トラウマ障害≒愛着障害の診断基準D.6。です。
診断基準D.6.人が示す苦痛に共感できない、あるいは、人が示す苦痛に耐えられないことを示す、いつも人に同情できないこと、あるいは、人の苦痛に対して過剰に反応すること。
診断項目D.6.は、対人関係の中で、見通しを上手く持つことが出来ないことです。たとえば、人の気持ちに過剰に反応してみたり、あるいはまた、人の気持ちが分からなかったりすることです。CCTC(シカゴ子どもトラウマ・センター)の研究では、発達トラウマ障害の子ども達は、他のトラウマに晒されている子ども達に比べて、人の輪から外れてひとりぼっちでいたい気持ちや、人からほっといてほしい気持ちが、優位に強烈であり、見通しが持ちづらく、かつまた、人と気持ちを響き合わせることも難しいのです。他の出版されたデータも、このような知見と一致します(ピアーズ、フィッシャー、2005; ポロック、トリー・シェル、2003)。
発達トラウマ障害の子ども達は、人を信頼しそこなっている(根源的不信感)ので、気難しそうですね。関わりづらいです。関わる者には、それだけ、やり取りをする繊細な配慮と工夫、やり取りが出来るまでの忍耐力と、やり取りをし続ける肯定的なエネルギーと見通す力(豊かな根源的信頼感)が必要です。
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