岡部伊都子さんの場合 孤独を花明りにして 改訂版岡部伊都子さん。ご存じだろうか? かく言う私も、数年前にNHKの「知る楽 こだわり人物伝」という番組を見るまで、知りませんでした。Wikipediaによれ...
子どもはみんな、自分は出来るぅ、出来たぁ、って、感じてほしい。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第20章 Finding your voice : communal rhyhtms and theater「自ふんの声を見つけてね:共通のリズムと劇場」p.333の、第3パラグラフから。
私どもが、出来るぅと感じる感じ、すなわち、自分で自分をコントロール出来る感じは、自分の身体や身体のリズムとの関係によって決まります。歩くこと、眠ること、あるいは、どのように食べたり、座ったり、あるいは、歩くかによって、日々の生活の大枠が決まっちゃうでしょ。自分自身の声を見つめるためには、私どもは自分自身と身体の中に留まっていないとね。つまり、十分に息を吸って、心が感じることも分かることが大事でしょ。これは解離の反対ですね。解離は、自分の身体に留まることが出来ないことですし、本当の自分が消えちゃうことでしたね。また、これは鬱の反対でもあります。うつって、自分が受け身の愉しみをくれるスクリーンを前にして、ばったり倒れる感じでしょ。演技は、自分の身体を使って、生きる場を持つ経験になります。
演じると言えば、ウソとゴマカシの始まりのように思うかもしれませんが、それは、演じることに何たるかを知らない人の、浅知恵であるようですね。演じることは、新しい自己発見のチャンスになるらしい。ティナ・パッカーさんや、原節子さんが、演じる度に、新しい自分を見つける創造的な生き方をしているからこそ、見るものにも、その創造の一端に関わる悦びを、感じされてくれるのでしょうね。
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