発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.151、第10章から。2つ目のエピグラフ。
幼いころのムゴイ体験の影響について研究したら、話しが違ってきますね。すなわち、幼いころにムゴイ体験をしていると、脳の発達に悪い影響が出ます。私どもの脳は、幼いころの経験によって、形が変わります。ムゴイ体験をすれば、ケンカや争いに甘んじる脳が出来てしまいます。しかし、その脳は、深くて、なかなか治らない傷を残してしまいます。子どもの頃の虐待は、「治せる」ものではありません。子どもの頃の虐待は、我が国の歯止めがかからない暴力の連鎖の対して打つ手を打とうとすれば、その存在を認め、取り組まなくちゃいけない悪です。
マーティン・ティーチャー 医学博士、PhD 「サイエンティフィック・アメリカ」
繰り返しになりますが、日本で虐待・ネグレクトを解消しようとすれば、長時間労働と低賃金を解消しない限り、決して解消しません!
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