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親子関係の結びつきが深い、という残忍な悲劇新しい時間感覚 ケアは単に世話することではありません。やり取りの中でする世話は、本気になれば、心からの誠実さで、心から真実に、相手と向かい合......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第7章。「同じ波長になる:触れ合うこと(アタッチメント)と心の音色を響き合わせること(アトゥーンメント)」です。p.113,第2パラグラフから。
ボールビーは,ロンドンのリージェント・パークによく行きまして,そこで,子ども等とその母親のいろんなやり取りを,筋立てて観察しました。母親らは公園のベンチに静かに座っている間,編み物をしたり,本を読んだりしている時,子ども等は,道から外れて,探検して,時々,お母さんがまだが自分を見守っていてくれているのかを,肩越しに見て,確かめます。しかし,お隣の人が通りかかって,最近のゴシップにお母さんの関心が奪われると,その子ども等はお母さんのところに駆け寄って,自分をお母さんが見ていてくれているのかを確かめます。赤ちゃんや小さな子どもが,おかあさんがよく自分のことを見てないことがわかると,落ち着かなくなります。お母さんの姿が見えなくなると,赤ちゃんや小さな子どもは,泣き出して,慰めようもない感じになりますが,お母さんの姿が見えればすぐに,静かになって,遊びに戻ります。
ボールビーは,実験室ではなくて,リージェント・パークで観察した点で優れていますでしょ。最近では,「生態学的妥当性」,つまり,日常生活に当てはまるかどうか,という視点が大事,と言われるようになりましたが,そんなことが言われるはるか前から,ボールビーは「実験室のウソ」を実感してたんですね。
ボールビーも,日常生活の中にこそ,真実があることを,臨床家に独特の鋭い感性で,直感していたはずです。そして,「見る」ことこそが人と人をくっつける絆の実態だ,ということが分かった訳ですね。
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