東京都、千代田区長選の投票が昨日ありました。現職が勝ったというお話です。読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20170205-OYT1T50063.htmlは
「東京都千代田区長選は5日、投開票され、現職の石川雅己氏(75)(無所属)が、外資系証券会社員の与謝野信(まこと)氏(41)(無所属=自民推薦)と、元人材開発会社員の五十嵐朝青(あさお)氏(41)(無所属)の2新人を破り、5選を果たした。
投票率は53・67%(前回42・27%)。」
と伝えています。
この選挙は、東京都自民党と、東京都知事小池百合子さんの代理戦争と呼ばれていたそうですね。
東京都自民党は、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのミニチュア版。税金をチョロマカシて、自分らと建設業者らで、山分けしています。小池百合子さんも、自民党員ですから、その辺の事情をよく知っている。税金をチョロマカシテいる事情を小出しにばらして、「都民ファースト」と言いながら、「私は東京都民の味方です」とのスタンスを取ろうとしているように見えます。
税金をチョロマカサレテいることを何となく知っているし、そのうま味を山分けしてもらえない、一般市民は、長時間労働・安月給にあえいでいますから、大いに不安ですし、大いに不満です。その不安と不満をある程度救う効果が、小池百合子さんの「都民ファースト戦略」にはありますね。
でも、それは「東京オリンピック」と言う偽のヴィジョンを解消するところまではいかない。いま、福島原発の非常に危険な状況や、発達トラウマ障害(DTD)の子ども等がパンデミックしている状況では、とても東京オリンピックをやってる場合じゃないのに、「東京オリンピック返上」とまではいかない。
晴れやかに見える小池百合子さんにも、晴れやかな本物のヴィジョンがないからです。
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