自由で単独な人となる 改訂版赤ちゃんが、あおむけにされて、お母さんのおっぱいや、オシメの世話や、あやされることを求めている時には、実は、心の底の底の願い、最深欲求の答えも求めているのでし...
発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達が、金子みすゞさんの詩のように、人が鏡になることを意識することが、そのセラピーでとても大事なことが分かりますね。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.339の、第2パラグラフから。
本物の相方になるためには、トラウマ演劇プログラムの参加者たちは、お互いに相手を信頼することを学ばなくっちゃいけませんね。1人が目隠しされて、その相方が手を引いて、その人を導く練習は、私どもの子どもたちにとっては、特に難しいものです。参加者たちがリーダーになり、傷つきやすい人から信頼されるのは、恐ろしい場合も多い訳ですね。それは、目隠しされて、導かれるのが怖いのと同じです。まず、参加者たちは、10秒から20秒、目隠しを続けてもらいますが、私どもは次第に5分までそれを伸ばします。その後、参加者の中には、自らドロップアウトする人も出ます。というのも、気持ちが圧倒されて、このような信頼する結びつきを感じられなくなってしまうからです。
発達トラウマ障害≒愛着障害の人は、愛着関係=信頼関係がなかなか結べません。エリクソンの言葉で言えば、根源的不信感の塊だからです。目隠しして手を引く練習、後ろに倒れて、相手に受け止めてもらう…。信頼の練習にもいろいろあります。
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