発達トラウマ障害=愛着障害の子ども達は、レオンのような凶悪事件を犯すようになる場合がありますね。根源的信頼感が極端に乏しいのが、発達トラウマ障害≒愛着障害ですから、社会に対して復讐したい、あるいは、誰でもいいから復讐したくなるのも、ある意味「自然」なこと、「当然の帰結」なんですよ。
今日から、ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」の章です。
子どもたちの脳のユッタリとした発達が、どのようにして、虐待やネグレクトの影響を受けるのかが、次第に分かって来たのと同様に、このように脳のことが分かって来たおかげで、私どもは、実際に効果のある治療法を見つけられる、ということも、次第にハッキリしてきました。こういった気付きが得られたので、まずい子育てをされたり、虐待を負わされたりした子どもたちのためのセラピーを、私どもが神経連続療(的な治)療法と呼ぶ治療法を、発展させることができます。この治療法を最初に用いた子どもは、ずっとネグレクトされてきていて、レオンがされたネグレクトよりも酷いネグレクトをされてた子どもでしたね。
この「神経連続(的な治)療法」という訳語が良いのか分かりません。ただ、この神経連続(的な治)療法という治療法は、ブルース・ペリー教授が開発したやり方だということですね。その具体的な中身はこれからハッキリしてきます。
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