なぜ、大人はウソをつくのか?「なぜ大人は嘘をつくのか?」。これは、映画「ソロモンの偽証」広告のキャッチコピーです。その映画評論をしようとしているのではありません。新聞一面広告で、例によっ...
本物のプロは、素人では立地打ちできない、勘(鍛え抜かれた直感)をお持ちです。この勘は、長年の鍛錬の賜物ですから、一朝一夕に身に着くものではありませんよね。真摯に子ども等と向き合う中で、自ずから与えられた恵みに他なりません。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog より、p.208、上の段落の3分の2あたりから。勘の話の続きです。
何がしっくりとしないかが、いつでも分かる訳ではないけれども、パズルの一部が何処か欠けていることは、ハッキリと勘が気付きます。勘があるから、何かが変だという印が浮き出てきます。(ハラワタで感じる(人を捨てておけない)勘」ってことは、現実には、ストレス反応体系の低いレベルの反応です。文脈とか物語の中から出てくるいろんな印の塊に鋭く合わるものなんですね)。
この勘は、英語でもgut feeling 「はらわたが感じる感じ」と言います。ギリシャ語では「はらわたが感じる感じ」はギリシア語の σπλαγχνιζομαι スプランクニツォマイ(「はらわたを突き動かされる」)ですね。一度、腑に落ちるとトラウマで書きましたよね。
勘には、どうやら目的があるらしい。弱い立場の人がイキイキ生きるためこそが、勘の目的ですね。ですから、不思議なことですが、その目的に適う時、実に見事に勘が当たりますよね。
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