≪やり取り≫ほど大事なものはないことが、よく分かります。
p231下から7行目途中から。
遥か昔、1895年、フロイトが、『神経症質者の心理学』の最初の概要の中で、「助けの多い」(「hilfreich」助けになる)大人と一緒にいる1人の「寄る辺なき」赤ちゃんと向かい合う時、お互いに理解し合うことが、あらゆる道徳的な動機の主たる源だと仮定しています。そこで、私どもは、黄金律に、≪やり取り≫という原理を与えて、思慮深さや共感の代わりをさせるべきでしょうか?
黄金律でさえ、≪やり取り≫なんですね。確かに、日本人が好きな「自分がされてなヤなことは、人にしてはいけません」や、キリスト教の信仰箇条「自分を大事にするように、身近な人を大事にするはずです」はどれも、≪やり取り≫ですよね。
やっぱり≪やり取り≫は大事。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます