エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

心がいつだって、最初です。心がいつだって、一番大事です。

2015-11-12 08:39:48 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
世界のメインテナンス?
  子どもが心を病んでしまうのか、それとも、健全でいられるかは、子どもと大人(親や保育士・教員)とがやり取りのある関係を日々しているのか? それとも、上下関係にな...
 

 

 

 ルターは、スコラ哲学をよく知っていたからこそ、スコラ哲学に反対でした。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.240の、はじめから。

 

 

 

 

 

 若かった頃のルターは、どこにでもある反乱を、体現したままでした。しかし、円熟したルターは、「怯えて、怒っている」と言われることが多かったルターは、自分自身の改革が田舎の改革のままでした。ルター神学は、神のみぞ知る、およそ真の忠誠を保つ「秘密教会」を表明するものでした。ルター自身の改革が、強烈な教会の在り方を決めたわけです。ルターの教義は、予定説を含むものでした。

 

 

 

 

 

 ルターは、内面を真に変えられていたからこそ、教会も、キリストを信頼することの意味も、真に変革できたのでした。決してその逆ではないのですね。

 

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