エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

惜しみない仕事ぶり vs アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たち

2015-11-12 07:14:26 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
資本主義の自由度
  ひとをだいじにすることができないのが、今の時代の特色のようですね。みんなシステムのロボットになっているからですね。無思考の「悪の凡庸さ」です。 p121の...
 

 今の日本がウソとゴマカシだらけなのは、現実の大事な側面、すなわち、やり取りのある現実、実感のある現実、つまり、2人の人が、やり取りをしながら実感をジックリ、シックリ、ユッタリと分かち合う、温もりに満ちた現実を蔑ろにし続けた結果です。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p90の、第4パラグラフから。

 

 

 

 

 

 現実とは、目に見える世界を見る見方としては、(たとえ、現実が「生き方」と控えめに呼んだとしても)特定の事実を選ぶことに、行き届いた注意を集中することなんですね。すなわち、一貫したヴィジョンを、文脈の中に位置づける感じを高めたものとし、倫理的な仲間意識を、惜しみない献身的な仕事を通じて、現実にすることです。

 

 

 

 

 

 ほらほら、「やっぱり」でしょ。倫理的な仲間意識、倫理的な絆は、ウソとゴマカシのない仕事ぶり、高橋三郎先生のような、野村實先生のような、関根正雄先生のような、長谷川重雄先生のような、惜しみなく、献身的な仕事を通して、実現するのですね。

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちや、東電や、東芝や、東洋ゴムや、三井不動産レジデンシャルや、朝日新聞や、理化学研究所や、日大法学部名誉教授や…もうきりがなくて困りますが、ウソとゴマカシだらけの仕事をしてたんでは、主権者の連帯、市民の絆をずたずたにするのとは、対照的!

 


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