何よりも大事なのが、研ぎ澄ました感性、一隻眼。
『The Sense of Wonder 不思議を感じる心』から p67の第3パラグラフ。
私はひと夏の夜を思い出します。その夜、このような思いが強く迫って来たんですね。それは新月の澄み切った夜でした。1人の友人と共に、岬に出かけたのですが、そこは、港の海にグルっと囲まれたところでしたから、ほとんど小さな島同然でした。水平線は遥か彼方にあって、宇宙のへりにありました。私たちは横になって、夜空を見上げると、そこには、満天の星々が闇夜に輝いていました。
レイチェル・カーソンは生物学者であるだけじゃぁないですよね。このあたりの文章はまさに詩人。あなたも、闇夜に輝く満天の星に想いを馳せて下さいね。
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