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Identity and the life cycle p.63の,ブランクから。
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私どもがここで「信頼」と呼んでいるものは,(訳注:ハンガリー出身の精神分析家で,エリクソン同様,ナチから逃げてドイツからアメリカに移民した)テレーズ・ベネディックが「確信」と呼んだものと同じです。私は「信頼」という言葉が好きなのは,「信頼」には,いっそう馬鹿正直に信頼しやすくて,いっそう互恵的に相手を肯定しあう感じがあるからです。1人の赤ちゃんは信頼しているとは言えても,赤ちゃんには「確信がある」といったら,言いすぎな感じがしますでしょ。さらに,信頼している一般的な状況は,外から与えてくれる人が同じ人であると同時に,一貫性があることに頼るようになるだけではありません。信頼している一般的な状況は,自分自身を信頼することですし,こみ上げてくるいろんな強い思いを何とか腑に落ちるものにできるって信頼することでもあります。つまり,信頼しているってことは,自分自身を当てにしていいと分かるから,外から与えてくれる人は,こちらが見張ったり,その人から離れる必要がない人だとみなすことです。
実に見事な記述です。
たくさんの子供の臨床をする中で,信頼のエッセンスを臨場感を持って浮かび上がらせることに成功していますでしょ。子どもって,単純で馬鹿正直ですから,人を信頼する感じか強くありますよね。その信頼感を,外から与える者として,キャスティングされているお母さんが繰り返し大切にするとき,最初の素朴な,得てして,裏切られやすい信頼感が,神様を信頼するのと変わらない根源的信頼感に深化するんですね。すると,怪しい奴は,すぐに怪しいと直感的な分かりますし,外から与えてくれる人とも,大丈夫という感じを抱きながら,やり取りすることもできるようになります。
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