エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 倫理の中心課題

2017-01-02 01:59:15 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
恵みの賜物
   葛藤が知恵と強さをプレゼントしてくれる  人を大事にすることは、葛藤がないことだ、と考えてしまうことは、大いなる誤解です。 p95下から13行目途......
 

  今宵のエリクソンも、Insight and responsibility p.145。タイトルは、『本物の課題を見抜く眼と、本物の課題に応え続ける態度』という程の意味で、『…と責任』という感じじゃない。Insight and responsibility は、エリクソンの代表作なんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 良心を、もう少しは、理に適っていて、残忍ではないものに、入れ替えることが、ひとりびとりの人が直面する倫理的な中心課題だと見なすべきでしょう。

 

 

 

 

 

 エリクソンのこの気付きは、臨床からの体験的理解だと思います。そしてそれは、ユングの考えとピッタリ同じでした。

 サイコセラピストは、良心の入れ替え、親替えが、αであると同時にΩなんです。

 

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