エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害 は、日本では、小学校、児童施設、病院でも日常的に虐待され、ネグレクトされてる

2016-09-18 06:42:12 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
エリクソンが予言した、愛着障害だらけニッポン! ガンバラナイ方がいい?
   industry、「自分の感じをきちんとした形にして出しても良い感じ」は、あらゆる建設的で、人間らしい暮らしを形作る源です。お役所仕事は、人類に対する犯罪です。......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.154の、下から6行目から。

 

 

 

 

 

「本拠地」を育むことから、虐待されネグレクトされた子ども達も、出来る、やれるという感じを持つことができます。回復するためには、虐待されネグレクトされた子ども達も、安心できなくてはなりませんし、自分をコントロールできなくてはなりません。結局、一番やりたくないことは、虐待されネグレクトされた子ども達に治療を強制することですし、強制的なやり方を使うことです。

 次の章では、その強制的なやり方のいくつかがもたらす害についてお話しましょう。

 

 

 

 

 

 強制的なやり方といったら、よっぽどひどいやり方だろう、と勘違いしやすい。ところが、日本の小学校や児童施設病院で、日常的にやってることが、その「強制的なやり方」なんですからね。小学校などのルールや時間割を、一度でも、子ども達と相談、話し合いをしたことがある教員・施設職員・医者や看護士って、日本では皆無でしょ? ですから、話し合っていないルールや時間割は、子どもと大人の間の≪約束≫にはなりませんから、それはすなわち、大人たちが子ども達に強制する「強制的なやり方」になりますよね。

 その自覚、その意識、その反省のないまま、日常「業務」を繰返している学校・児童施設・病院関係者に、自覚・意識・猛省を促したいところです。

 

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