エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

イタンーメッツォ : 日本が戦争できる国になりそうなのは、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達のせいなの?

2016-09-18 08:05:19 | 間奏曲

 

 

 
アザケリ顔のみじめな末路
    祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす… アベシンちゃんと悪魔の仲間たちの末路を思います。 Young Man Lut......
 

 

 今朝は、真の危機の在り処についての言葉です。

 ユング著作第9巻の1(Collected Works of C.G. Jung, Volume 9 (Part 1): Archetypes and the Collective Unconscious)『諸元型(いくつかの最初の型)と集合的無意識』pp.3-41、Archetypes of the Collective Unconscious 「集合的無意識の諸元型」から。

 

 

 

 

 

 見識のある方でしたら、外的な歴史的な条件は、私どもの暮らしを脅かす真の危険の、単なる引き金、跳躍台でしかないことを、ずっと理解していましたね。こういう考え方は、現在では政治社会的に間違った考えになりましたね。しかし、私どもは、私どもの暮らしを脅かす真の危険を、因果関係で、外的条件の必然的結果だと、考えるべきではありません。私どもの暮らしを脅かす真の危険は、集団の無意識によって、もたらされるものだ、と考えるべきです。

 

 

 

 

 

 ですから、今現在、平和がアベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達によって危機的状況に陥っているのは、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達によって、もたらされているものではない、そう考えるべきでない、ということになりますね。私ども日本人の集団的な無意識が、不信と不安だらけで、自分の≪本当の自分≫とも対立し、人様とも戦っている状態だから、戦争も辞さない事態を招いている、と考えるべきだ、というのが、ユングの、洞察と見識に満ちた見方です。

 

 

 

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