エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

信頼は、まだ、まだ、続きます

2015-11-21 00:02:38 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
消耗品となっちゃった個人
  個人はほとんど0になってる。でもね、完全に0になってる訳じゃぁない。 p79第2パラグラフ。    ...
 

 

 ジョン・カボット・ジンさん。大きな不幸を生き切ること』から。信頼が、まだ、まだ、続きます。

 

 

 

 

 

 誰か他の人になるなんで、出来ない話でしょ。自分自身のたった一つの願いって、真に≪本当の自分≫になることでしょ。ですから、瞑想するのって、そもそも、≪本当の自分≫になるためなんですね。いろんな教員、いろんな本、いろんなCD、いろんなアプリは、単なる道案内でしかなくて、道しるべだったり、提案だったり、をしてくれるだけですからね。いろんなソースから学んだことに、心開いて、受け止めるって、大事だけど、究極的には、一息一息、自分自身の人生を歩まなくっちゃいけません。マインドフルネスを実際にやる時には、≪本当の自分≫になるようにという応答をしている訳ですし、「自分自身を信頼してね」という囁きに耳を傾けている訳ですからね。自分自身を信頼する信頼を掘り下げて行けば行くほどに、他の人だって、その分、信頼できるようになりますし、他の人も、その分、いろいろあっても根は良い人だって、分かりますもんね。

 

 

 

 

 

 ここの、ジョン・カボット・ジンさんの話、エリック・エリクソンの根源的信頼感と、全く同じでしょ。

 

 

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