エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)の子どもの予後を決める要素

2016-09-04 01:54:38 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
個人とご近所は 「お互い様」 or 「ダメダァ」
   大人は、「言ってること」と「やってること」を一致させてこそ、本物の「大人」なのです。したがって、「言ってること」と「やってること」が一致できない場合は、身なりがい......
 

コラムの写真のクリスティ教授、失くなってしまいましたね。


 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子どもコナーはキモイけど、意地悪じゃありませんでした

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.151の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 その違いを作り出したのが、私どもの治療者チームと、私ども以前に関わった治療者すべての、治療だったんでしょうか? コナーが若い内に、家族が治療を薦めてくれたのが大事だったんでしょうか? コナーの思春期に早期治療したのが良かったのでしょうか? しかし、本当に、こういったことのいずれかが、コナーが、レオンみたいに、激しい怒りをぶつけた社会病理的にならずに済んだことに、果たして役だったのか? もちろん、知る由もありません。しかし、私どもが、赤ちゃんの頃から、酷くネグレクトされてきたのに、全く異なる2人の少年のように、子ども達の治療をしている内に、子ども達が辿る治療コースで大事な要素を見つけ出してきましたから、治療において出来る限りたくさん、その要素を当てはめようとします。

 

 

 

 

 

 治療コース、予後を決める要素をいくつか、ブルース・ペリー教授は「発見」したらしい。

 明日をお楽しみに。

 

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