遊び相手になることが子どもを肯定しますよ 正しいことより楽しいことを是非遊び相手。「遊びのオジサン」のお仕事です。スクールカウンセラーとしては、心理面接や行動観察が本来の業務ですが、それだけでは圧倒的に足りない気分だからです。「気...
今宵は、以前にも翻訳した、エーリッヒ・フロムの言葉から学びます(The art of lovong から)。
知識だけ教えている間は、人間が発達する上で一番大事な、教えるということをじつは、失っているのです。すなわち、教える、ということは、魂が大人の、関係に誠実な人にしかできないものなのです。…昔は、…教員でさえ、単なる情報源であることが大事な訳はなかったのです、そうではなくて、教員の務めは、人間としての生き方を伝えることにあったのです。…尊敬され、お手本とされる人間は、魂が気高い人物です。
その点、無知無恥夫婦のような「人でなし」、不信の塊で、ウソとゴマカシのプロフェッショナルが差配するような学校は、もう「教育」の名に値しないことしかできないのも、無理はありません。いくら知識を伝えようとしても、今日フロムが教えて下さるように、知識さえ伝えることが出来ません。
子どもに何かを教えることが出来るのは、ウソとゴマカシのない、関係に対する誠実さを大事にする人でなくてはできません。ですから、本来教育は、魂の気高さを感じさせるような人物によって、なされたわけですね。たとえば、林竹二、三谷隆正、金森俊朗さん、みたいに、関係に誠実な「本物の教師」が教育をしていたし、教育をしている訳です。
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