「発達トラウマ障害≒愛着障害」という診断名は、発達トラウマ障害(DTD)の子どもの幸せを実現するためにこそあることが分かりました。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の80日目。
今朝は、限界 の続き。
次に、ここに載せたデータはどれも似たようなものですが、このデータと矛盾するデータもあります。他の子どもに比べて、不幸な生い立ちの子どもに多いとは言えない症状があると分かった研究もあるくらいです。でもね、私どもが文献をよく調べてみたら、そのような研究はほとんどありませんでした。妥当性のあるメタ分析の(研究しいることを研究する)研究は、発達トラウマ障害(DTD)とは矛盾するデータを報告している研究がほとんどないことが、ファイルをしまった引き出しの問題なのかどうかを確かめるために、研究されなくてはなりません。
自分らの研究を、一歩下がった態度で、客観的に研究対象にするメタ研究。自分の仕事を相対化するのも、知的誠実さの証明ですね。
あの、闇の集団と化した、実に幼稚な人達。自分の仕事を相対化できないので、神の仕業であるかのごとく絶対視していることにも気付かない、その鈍さ、愚かしさ、何よりも、幼稚さ。せめて、ヴァン・デ・コーク教授の爪の垢を煎じて飲んで貰いたいですね。
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