エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ニューロフィードバックが広まらない #臨床心理臨床が広まらない #保険適用されず高額だから

2017-11-29 06:13:15 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの
 
インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 人生の品質 
     ストレス解消のために、最初にすること   日本社会の狂気  昨日は、現代人が、人を大事にできない、ということを抽象的に言った部分。今日......
 

 

 

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 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第19章。「応用神経科学 : 怖がりやすい心を脳に結び直す / コンピーターを使った方法」です。p.317,最後のパラグラフから。

 

 

 

 

 

 

 

 それ以来,ニューロフィードバックの分野の進歩は,ノラリクラリ,していました。科学的な基礎研究のほとんどは,ヨーロッパ,ロシア,オーストラリアで行われてしましたからね。アメリカでは,およそ1万人もの,ニューロフィードバックの臨床家がいましたけれども,臨床だけでは,世の中から受け入れられるのに必要な研究費を得ることができなかったわけです。その理由の1つは,ニューロフィードバックは競合するものが多いからかもしれません。もう1つの理由は,宣伝費が足りなかいことがあります。ニューロフィードバックをしても,保険適用されるケースはあまりありませんから,ニューロフィードバックは,消費者には,高額なものになりますし,臨床家は,大規模研究に必要な費用を集めることもできませんでした。

 

 

 

 

 

 ニューロフィードバックは,重責発作のある重たいてんかん患者を治す実力があるのに,保険適用されないのから,広まらない。アメリカでは,医者以外の,看護師,心理士,ソーシャルワーカーなどには,保険適用が認められているのにね。

 日本の臨床心理臨床が広まらないのは,保険適用されず,高額だから,というのと,同じです。医者が保険を独占している弊害です。

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