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今宵も,Young Man Luther 『青年ルター』p.209の最後のパラグラフから。
ルターが信頼とは相手が利する経験だと定式化したことは,かつては革命的でしたが,今では牧師が当たり前に言うことになっていることは,わかりやすい話でしょ。
…その場に合わせてオーダーメイドで,真実とは,全人格を掛けて本気になることであり,一瞬一瞬を懸命に生きることだけだ,というプロテスト主張すること。私ども,プロテスタントの末裔は,本気のように見えるフリから,仕来りや見せかけをデッチアゲてきましたでしょ。
…ルターは,私どもの心の中にある,永遠に境界線である1つ(訳注:良心とその良心をどのように育てるか,あるいは,もっと悪い良心にしてしまうのかという境界線)のパイオニアでしたし,ルターの戦いは,続けていかなくてはならないことなのに,(偉人の宿命ですから),ルターの言葉は,ルターの名前において,誤用されてしまってます。
サイコセラピスト,専門の聴き手,専門の話し手は,気持ちの上と,何を善しとするか,心の習慣の上で,「人って,実際に本気になっていることを自覚していることはめったにない」ってことを,百も承知です。また,「人って,真実を語ることによって,ウソをつく場合が多い」ってことも,「人って,ウソを言おうとする時に,思わず真実を語るものだ」ってことだって,先刻承知です。…しかし,大事なことは,次の点です。すなわち,本当に大事なことは,人は,特に子どもは,他の人が実際本気になっていることを見抜く,ほとんど無意識のことですが,素晴らしい感性があります。ですから,遅かれ早かれ,子どもは,真実に大切にしてもらったことに対しては,忠実に恩返しをすることになりますし,コッソリと憎しみをぶつけられて育てられたことに対しては,ドンピシャリの仕返しをすることになります。口では礼儀正しく,表向きには優しさを装い,どうでもいいことはよくしゃべり,正しいことを口にする,という,「本気に真実に向き合わないから真実が熱を帯びずウソになっている(石綿の)ウソの壁」によって,バラバラになった家族は,実際には,お互いに小言を言い合い,お互いに口答えをしてるんです。そのお互いに傷つけるふるまい方には,いつも,無意識な,心の習慣が付きまとっています。その常時無意識の心の習慣とは,お互いに不安に思い,お互いに非難しあい,お互いにコッソリ傷つけあい,お互いに殺しあう心の習慣です。
今宵は,本当は,もうちょっと後を翻訳するつもりでした。
でも,また座間で,津久井やまゆり園と名古屋大女子学生殺人事件を掛け算したような事件がありましたでしょ。それで予定変更です。
ニッポンの多くの家族が,このお互いに殺しあう心の習慣に侵されてしまっていることの氷山の一角が,またしても,事件の形で座間市の殺人事件で現れたことに,サイコセラピストとして,痛みを痛切に感じます。
後ほどブログで扱います。
それにしても,エリクソンの原文をよく読み,西平直さんの翻訳を参照すると,
「ルターの言葉は,ルターの名前において,誤用されてしまってます」
が,そのまんま当てはまることに,何とも言えない皮肉を感じてしまいます。それほど,西平直さんの翻訳が,大きく的を外していることが分かりますでしょ。
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