エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ニッポンへの警告 #母子の気持ちがバラバラ #猟奇的事件の温床 #あおり運転の温床 …

2017-11-15 07:30:07 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」  をご参照ください。  

 

 

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 私が確かにされる感じの初めの信頼
   「光」、目指してる?   解散風とホラ吹き  解散風をホラ吹きが吹かせていると言います。 良かったと思います。 徹底的に「NO」を言うチャンスだか......
 

 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第7章。「同じ波長になる:くっつくこと(アタッチメント)と心の音色を響き合うこと(アトゥーンメント)」です。p.122,第4パラグラフから。

 

 

 

 カーレンと仲間たちが分かったことは,母親がいつでも「ダメ」と言ったり,「~しなさい」と言ったりする禁止と命令が多いことが,その母親の,大人になれない子どもが,心が不安定になる一番強烈な元だ,ということでした。しかし,カーレンたちが発見したことは,他にもありましたねお母さんの気持ちが子どもの気持ちに心響かず離れていることが,一番深刻で,長期的な悪影響を子どもにもたらすのでした。母子の気持ちがバラバラ母子で立場が逆になること(ここでは,母親は,子どもが自分の面倒を見ることを期待します)は,若者の中に,自分と他者を攻撃する行動(訳注:自殺,無謀運転,無謀な金使い,無謀な過食…と,いじめ,うそ,暴言,暴力,ヘイトスピーチ,殺人,傷害…)と,特に密接に関係します

 

 

 自分が生きている感じがなく自分を傷つけたくなる衝動(お金を使いすぎる,誰彼構わずセックスする(訳注:援助交際),ヤクの乱用,無謀運転(あおり運転),過食も含む),場をわきまえず,すぐにカッとなる(訳注:電車やタクシー内の暴言,暴力),何度も自殺を繰り返す,という大人,が最近ニッポンに多いでしょ。

 その理由が分りますね。母子の気持ちがバラバラで母親が自分の満足のために子どもを利用することが,あまりにも多いことが,原因です。

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