エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

関係とやり取りこそ,人間らしさの基   それに,悪魔の政策

2017-03-18 07:26:52 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
たくさんのものを失くした先に残るもの
    的外れな教え  罪を何かの行為に結びつけることも、どうなんでしょう? それは救いよりも罪責感だけを強調することになりがちです。罪はあくまで「的外......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.168,第2パララフから。

 

 

 

 

 

 私どもの関することすべて,脳も,心も,体も,対人関係の中で共に働くようになっているんです。これが私どもの最強の生き残り戦略ですし,私どもが種として成功するカギですし,それがうまくいかないことが,心の病気のほとんどのパターンです。この本の第二部で見て来たように,脳と体の神経の繋がりは,人間の苦しみを理解する上でとても大切ですが,人間らしさの基いを無視しないことも大事です。すなわち,私どもの対人関係とやり取りは,幼いころに心も脳も育み,しかも,人生全てに,中身と意味をもたらしてくれる,ということです。

 

 

 

 

 

 人間らしさの基が,0歳と1歳の時の母子関係にあります。

 いま,ニッポンでは,国が,0歳,1歳の赤ちゃんが,幸せに生きられるようにさせない,悪魔の政策で満ち満ちています。ですから,これだけたくさんの,半分以上の子ども達が,発達トラウマ障害(DTD)になっているんです。

 悪魔の政策の最大のものは,労働政策です,死ぬほど人をこき使う,低賃金・長時間労働を,故意に見逃している政策です。  

 

 

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