エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

DSM-Ⅴ「災いの書」を乗り越える 新しい診断法

2017-03-16 09:51:01 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 トーマス・インセル

 

 

 
人類皆兄弟 or 「壁を作って、お代はメキシコに払わせろ!」
 問いある毎日  いのちの不思議は、一人の子どもと分かち合う時、いっそう味わい深いものになりますね。 The Sense of Wonder 『不思議を感じる心......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.167,第4パララフから。

 

 

 

 

 

 DSM-Ⅴに対する,一番の急先鋒は,国立精神衛生研究所からのものでしたね。この研究所は,アメリカにおけるほとんどの精神医学研究の資金を賄うファンドです。2013年4月,DSM-Ⅴが出版される数週間前に,国立精神衛生研究所所長のトーマス・インセルは声明を発表しました。その声明は,「当研究所は,DSMの『症状を基準にする診断システム』を,今後は支持しません」というものでした。DSMに代わって,この研究所は,研究領域診断基準(RDoC)」と呼ぶ診断法に財政支援を集中したのですが,それは,現行の診断システムを乗り越える研究の枠組みを作り出すためでした。たとえば,国立精神衛生研究所の領域の1つに覚醒・調整システム(覚醒,サーカディアン・リズム,睡眠,覚醒した状態)がありますが,それは,たくさんいる患者さんたちはその障害の程度が様々だということに対して邪魔ものです。

 

 

 

 

 DSMに代わる診断システム,研究領域診断基準(RDoC)」と呼ぶ診断法を作り出そうとする試みがあるのが希望ですね。

 それにしても,日本の精神医学も,福祉や教育と同様に,遅れていますね。500年は遅れています。民主主義が遅れてんからですね。

 国立精神衛生研究所,トーマス・インセル所長のTEDでの講演,https://www.ted.com/talks/thomas_insel_toward_a_new_understanding_of_mental_illness/transcript?language=jaも,参考にしてね。

 

 

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