インターメッツォ: エリクソンの叡智: 日常生活の≪超越性≫愛着障害の子ども等が、ひどい扱いを受ける訳(のひとつ) 子どもが本気になる時 私は日々、小学生の心理臨床をしていますでしょ。それも、学校で......
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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
15章。「過去に行ってみよう:EMDR」,p.251,第2パラグラフから。
ディヴィッドに,「僕の人差し指を見てください,あなたの右目から30センチくらい離して,ゆっくりと前後に動かしますから」と言いました。一瞬にして,激しい怒りと恐怖心が次々に顔に出て,痛みもあり,血が頬を流れて,ディヴィッドにはわからなかった現実が出てきました。ディヴィッドがこのようないろんな感覚を話しているときに,私は,時折元気を与える音を出して,人差し指を前後させました。数分やっては止め,ディヴィッドに深呼吸して,と言いました。いま心にあることに,注目してください,と言いました。それは,学校でやったケンカでした。そのケンカに心を留めて,その記憶に留まって下さい,と頼みました。他にもいろんな思い出がアトランダムに蘇ってきて,助けをあらゆるところで探したり,助けてくれる人を傷つけたくなったり,酒場でのケンカだったり。ディヴィッドが新しい記憶や感覚を話してくれる度に,心に浮かんできたことは何なのか,を促しながら,人差し指を動かしました。
目を動かした脱感作と再処理(EMDR)は,不思議なセラピーですね。
しかし,記憶や人生の物語と,目,見ることが,不可分に結びついているところが,このEMDRの効果の源だと,私はエリクソンの習って,考えています。
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