恵みであると同時に、呪いである道危険分子、イエスとその弟子 ≪生きることを豊かにしてくれる1人の時間≫、ソリチュードは、私どもが、ウソとゴマカシのない、人間らしい暮らしをする......
Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。 発達トラウマ障害(DTD)の子どものセラピーは、安全、信頼、希望のあるセラピーの関係を育まない限り、前に進みなせんね。
最終章の第7章、p.280のブランクから。
変化の兆し:気付きと安心が増してくる
面接者:これまでセラピーをする中で、何が一番良かったと思いますか?
エリカ:手近にいる人に誰でも、話しができることです。その人は私のことを『良い』とも「悪い」とも言いません。(私のセラピストは)この事情を一番知ってる、世の中で唯一の人です。(私のセラピストは)私がこの事情を実現するのを手助けする、唯一の人です。「普通」って、実際にこういうことだということがあれば、これだということが分からないから、私がセラピーに来たのは、「私にとっての普通」って、人様が言う普通とは全く違うってことを理解するためです。ですから、(私のセラピストが)本当に私を助けてくれています。本当にありがたいのは、(私のセラピストが)私を見つけてくれた(found)ことです、あるいは、私が(私のセラピストを)見つけた(found)ことです、あるいは、皆さんがそれをどう見たいと思っても、事実は変りません。とっても、とってもありがたいことです
面接者:セラピーで何を学びましたか?
エリカ:自分自身について、何がしかのものを学んだことです。あることを名付けることができたことも役立ちました。名前を付けると、イライラすることが少なくなりますからね。たとえば、「解離」。解離って何か知りませんでした。つまり、「私は、実は解離は知っていましたけれでも、それが『医療が必要な』こととは知りません出した」。私は解離の事情は知っていましたが、私は解離のことが分かつていたとは思いません。ですから、(私のセラピストが)私がそのことを知るのを助けてくれました。お分かりですね。これが分かれば、いまここで、善く生きる術が分かります。以前はいまここを善く生きることなんて分かりませんでしたからね。でもね、いまは、いまここを生きてるという実感がかなりあります。それに、いまここを実感することがいつでもいい気持ち、ってわけじゃありませんよ。だって、今が実際には怖い場合だってあるでしょ。それが「絶望的な恐怖」かもね。でも、それがよりよく生きる為の過程の一部だつて分かっていますからね。
これは、マインドフルネスと全く同じこと。別の言葉で言っているだけことです。マインドフルネスは、瞑想を通して、呼吸を意識することで、今を実感して生きますでしょ。このセラピーでは、セラピストが一緒にいてくれている、ということを通して、今を実感しているんです。でも、マインドフルネスでも、サンガ、すなわち、瞑想を共にしてくれる人々がいた方がベターですから、結局は一緒のこと。
言葉にする際の視点の違いだけです。
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