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発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.159の、第3パラグラフから。
虐待されたり、ネグレクトされたりした生育歴のある、困難を抱えた子どもで、クリニック、学校、病院、警察で問題を起こす子どものケースでは、その子ども等には、トラウマを負わされた根がある、ということは見逃されやすいものです。それは、その子どもは、「ずっとぶたれています」だとか、「ずって相手にされていません」だとか、「エッチなことをずっとされています」だとか、話しを聞かれても言わないからです。国立子どもトラウマ・ネットワークで会った、トラウマを負わされた子どもの82%は、PTSDの診断を満たしません。
子どもは、発達トラウマにまつわることをなかなか言いません。それが当たり前になっていて、「異常なこと」と思えない場合が少なくないからです。ストックホルム症候群だとも言えるでしょう。
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