発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.155の第3パラグラフから。
シュモーは、いつも問題になる性格特性のタイプを2つ見つけました。1つは、緊張が高く、不安なサルです。このタイプのサルは、他のサルが遊んだり、探索行動をしている場合でも、ビクビクし、しり込みして、落ち込んだ気持ちになります。もう1つのタイプは、非常に攻撃的なサルです。このタイプのサルは、非常に厄介でして、仲間はずれにされたり、ぶちのめされたり、殺されたりする場合が多い。2つのタイプはいずれも、生物学的に仲間のサルと違ってしまいます。ストレス・ホルモン、セロトニンのような脳内の化学物質の代謝に異常があることが、生まれてすぐの数週間のあいだに見つかりましたし、その身体反応も行動も、大人になっても変わらないなことも分かりました。
発達トラウマ障害(DTD)のサブタイプと全く同じです。
緊張が高く、不安なタイプは、抑制タイプの発達トラウマ障害(DTD)です。
非常に攻撃的なタイプは、脱抑制タイプの発達トラウマ障害(DTD)です。
そして、ニッポンの子ども等の2人に1人は、このいずれかのタイプです。多くは抑制タイプの発達トラウマ障害(DTD)です。
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