エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : エリクソンが教えてくれる、特定の経験がトラウマになる訳

2017-01-21 03:13:02 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
加藤周一さんの「メタノイア」 今晩こそは
   この世のあの世 改訂版    マザーテレサ。1979年ノーベル平和賞受賞。コルカタ(カルカッタ)の聖女。いろんな呼び名があります。 大学生の頃かし......
 

 今宵は、久しぶりに、Toys and Reasons から。p.158.

 

 

 

 

 

 ひとりびとりの人生のトラウマは1つ1つが、突然で、しかも、強烈な、ショックになる経験なので、人がいつも腹の底で感じている「遊び」がある感じが、一時働かなかったんですね。

 

 

 

 

 

 とても大事な指摘です。ヴァン・デ・コーク教授もここまで明快には言ってませんね。

 そのトラウマになった経験に対して、もう一度「遊び」の感じを取り戻せばいいんですね。

 サイコセラピーをしていたら、確かに「遊び」の感じがあれば、回復していきますよ。

 発達トラウマ障害(DTD)のセラピーでは、陽気で楽しい=遊びが多い(playful)関わりが最も大事な訳ですね。

 


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世考: 私どもも、奴隷ですよ | トップ | 聖書の言葉: 神様のお名前... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿