発達トラウマ障害(DTD)の子どもはは、演劇トラウマプログラム、教育・更生プログラムを受けることで、自分を取り戻していきます。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.344の第3パラグラフから。
気まぐれな子育ての影響について一言も言葉にしないのに、これらの青年たちはいろんな気持ちを暴力的に演じます。シェークスピア劇は、剣の戦いが必要ですし、他の戦争芸術みたいに、内にこもった攻撃性を身体で表現し、身体の中にある力を表に出すチャンスになる訳です。大事なのは、みんなが安心・安全を感じていることです。この子ども達は、剣での遊びが大好きですが、お互いに安心・安全を感じられるように、取り決めをして、言葉を使うようにしなくっちゃいけません。
上手く出来ていますね。内にこもった攻撃性を身体で表現すれば、喧嘩や諍いに繋がりやすいでしょ。だけど、お互いが安心・安全を感じられるようにそれはご法度です。そのためには、話し言葉で話し合うことが、いわば人類の叡智です。話し合いは、お互いに相手を尊重することにも繋がります。
かくして、内にこもった攻撃性を身体で表現するけれども、話し合いながら、その身体表現を調整し、コントロールすることができるようになるわけですね。
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