エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 3つの視点

2016-10-23 09:13:04 | 間奏曲

 

 

 
最初は微笑み
  ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐......
 

 

  Chilhood and Socirty から。p.37から。

 

 

 

 

 

 臨床上の課題と、偏見とは、別物です。私どもはひとりびとりの様々な危機について研究していますけれども、それは、そのひとりびとりの危機に治療的に関わることによって、研究するわけですね。そうしながら解るのは、今までお話した3つの経過が1つに流れ、すなわち、人生の中の3つの側面になる、ということでする。1つの流れも、人生も、どちらの言葉も、等しく大事にしてきました。身体の緊張、ひとりびとりの不安集団の激しい動揺はね、人間の不安が、研究のそれぞれの方法に現われる、それぞれの視点でしかありません。

 

 

 

 

 

 エリクソンは、人間の不安を、安心と信頼に発展するように、臨床していたわけですね。その臨床から解かったことを、ここで述べているんです。それも、身体、自我、対人関係の3つの視点を明示したところが、エリクソンの鋭いところです

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #インターメッツォ: #人間... | トップ | 本来の目的、患者の利益を忘... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿