連日、モジュール修理と現車検査ばっかで飽きたので今日はヒューズBOXの製作に一日没頭中の寅です。
ってか、月末出荷分なのでさっさと組立てせんと間に合わない。。。(汗)
今回は前回のブログの話題として取り上げましたLHモジュール修理を行ったのと同じ個体に装着されていましたE-GASモジュール君の分解についてレポートしときますね。。。
先ずは分解。。。
電源回路の怪しげな電解コンデンサーを外そうと基盤にハンダゴテを当てたら、、、臭い❗️メチャ臭い❗️マスクをしてても鼻をつく嫌な臭い。。。
しかも電解コンデンサーのリードのハンダが溶けない。。。腐ってる。。。
何とか電解コンデンサーを抜いてみたら、基盤は漏れた電解液の痕でベタベタ。。。
このお漏らしは隣のリレー下まで入り込んで拡散しとる。。。
で、、、リレーも一旦撤去。。。
基盤に浸食が始まっていてサーキットやランドも腐食が始まっていた。。。😓
って、コトで先ずは洗浄作業。。。
レクスピュアはチト、コストも高いがこの手の基盤洗浄には結構助かる強い味方。(笑)
清掃用ブラシでゴシゴシして、キーパックを手袋をした指に巻いて優しく拭き取る。。。
地味な作業にじっくりと時間をかけて基盤洗浄を終えてから酸化欠損している箇所をルーペ作業でチェックの上で疑わしき箇所についてはテスターで導通確認を行い要補修箇所については補修を行う。。。
今回は実装部品取付部分のランドの腐食部分の修正で済んだが浸食で剥がれた絶縁コート材の再コートの方がよっぽど手間だったわ。。。
で、、、
キレイキレイにして、、、再コートしてやっと実装部品の交換作業。。。
外した電解コンデンサー、、、見るからに液漏れの滲みが確認出来ますな。。。
220μFはオーバーキャパシティ。ESR値もダメダメ〜。。。
22μFはアンダーキャパシティだけどESR値もメチャクチャ。。。最早機能しとらん。。。
もう一方の22μFも同じく。。。
ついでに風化しとったタンタルコンデンサーも外す。。。
電解コンデンサーに比べりゃ耐久性はあるものの既に風化していてクラックが入っていたり既に砕けていたり、、、もう限界ですな。。。
で、、、ウチでは以降の耐久性を加味してチップタンタルコンデンサーに置換。。。
まあ、既に30年前のしかも欧州製のタンタルコンデンサー何て部品無いし、日本でもこの手のタンタルコンデンサーは流通してないし。。。ってコトでチップ化してます。。。
置換改造方法につきましては弊社の技術上の秘密になりますので一切の回答は致しません。
お金が無いからDIY系の方の狂った問合せには途中で電話をガチャ切りも有り得ます。
中途半端な知識でインターネットの情報で真似して成功しようって魂胆な人とはお付き合い致しかねます。
当然、この記事にもユニットの分解や技術上の核心になる部分は掲載しておりませんのでくだらん問合せはお受け致しかねますし、マトモな回答も致しません。
自分でやるのは勝手ですが分解に失敗した時点で数十万円の新品ユニット購入しか道はなくなります。
分解時の破損や修理ミスによる二次災害など素人及びプロ気取りの素人の尻拭き依頼につきましては数百万円の現金を御準備の上で御相談下さい。
さて、キッチリと組み上げて絶縁コート材を吹き付けて乾燥後にケースへ収納。
メルセデスのスロットルコントロール系統のモジュールに必ずある「開けるなよ❗️」封印も修理時には破壊するので丁寧に穴を開けてタップを立ててビスでキッチリロック。。。🤗
と、まあそんな感じで30年選手で新車から一切手入れしていないモジュールが調子良いワケがないってお話と、素人が手を出す域じゃないよってお話のレポートでした。。。
さて、仕事しよ。。。😅
ってか、月末出荷分なのでさっさと組立てせんと間に合わない。。。(汗)
今回は前回のブログの話題として取り上げましたLHモジュール修理を行ったのと同じ個体に装着されていましたE-GASモジュール君の分解についてレポートしときますね。。。
先ずは分解。。。
電源回路の怪しげな電解コンデンサーを外そうと基盤にハンダゴテを当てたら、、、臭い❗️メチャ臭い❗️マスクをしてても鼻をつく嫌な臭い。。。
しかも電解コンデンサーのリードのハンダが溶けない。。。腐ってる。。。
何とか電解コンデンサーを抜いてみたら、基盤は漏れた電解液の痕でベタベタ。。。
このお漏らしは隣のリレー下まで入り込んで拡散しとる。。。
で、、、リレーも一旦撤去。。。
基盤に浸食が始まっていてサーキットやランドも腐食が始まっていた。。。😓
って、コトで先ずは洗浄作業。。。
レクスピュアはチト、コストも高いがこの手の基盤洗浄には結構助かる強い味方。(笑)
清掃用ブラシでゴシゴシして、キーパックを手袋をした指に巻いて優しく拭き取る。。。
地味な作業にじっくりと時間をかけて基盤洗浄を終えてから酸化欠損している箇所をルーペ作業でチェックの上で疑わしき箇所についてはテスターで導通確認を行い要補修箇所については補修を行う。。。
今回は実装部品取付部分のランドの腐食部分の修正で済んだが浸食で剥がれた絶縁コート材の再コートの方がよっぽど手間だったわ。。。
で、、、
キレイキレイにして、、、再コートしてやっと実装部品の交換作業。。。
外した電解コンデンサー、、、見るからに液漏れの滲みが確認出来ますな。。。
220μFはオーバーキャパシティ。ESR値もダメダメ〜。。。
22μFはアンダーキャパシティだけどESR値もメチャクチャ。。。最早機能しとらん。。。
もう一方の22μFも同じく。。。
ついでに風化しとったタンタルコンデンサーも外す。。。
電解コンデンサーに比べりゃ耐久性はあるものの既に風化していてクラックが入っていたり既に砕けていたり、、、もう限界ですな。。。
で、、、ウチでは以降の耐久性を加味してチップタンタルコンデンサーに置換。。。
まあ、既に30年前のしかも欧州製のタンタルコンデンサー何て部品無いし、日本でもこの手のタンタルコンデンサーは流通してないし。。。ってコトでチップ化してます。。。
置換改造方法につきましては弊社の技術上の秘密になりますので一切の回答は致しません。
お金が無いからDIY系の方の狂った問合せには途中で電話をガチャ切りも有り得ます。
中途半端な知識でインターネットの情報で真似して成功しようって魂胆な人とはお付き合い致しかねます。
当然、この記事にもユニットの分解や技術上の核心になる部分は掲載しておりませんのでくだらん問合せはお受け致しかねますし、マトモな回答も致しません。
自分でやるのは勝手ですが分解に失敗した時点で数十万円の新品ユニット購入しか道はなくなります。
分解時の破損や修理ミスによる二次災害など素人及びプロ気取りの素人の尻拭き依頼につきましては数百万円の現金を御準備の上で御相談下さい。
さて、キッチリと組み上げて絶縁コート材を吹き付けて乾燥後にケースへ収納。
メルセデスのスロットルコントロール系統のモジュールに必ずある「開けるなよ❗️」封印も修理時には破壊するので丁寧に穴を開けてタップを立ててビスでキッチリロック。。。🤗
と、まあそんな感じで30年選手で新車から一切手入れしていないモジュールが調子良いワケがないってお話と、素人が手を出す域じゃないよってお話のレポートでした。。。
さて、仕事しよ。。。😅