漸く初秋を感じられる季節となって参りましたね。。。
長袖シャツを引っ張り出した寅🐯です。。。
YOOXの秋冬ファッションを休憩の合間にチェックする季節となりました。。。👖🧥👢🧤
寅🐯の様に業務多忙でなかなかセレクトショップ等に通えない向きには非常に助かります。😃
コレでOFF時の秋冬外出ファッションも楽しめそうです。。。
さて、最近W124を手に入れて、、、『手に入れた個体の状態が判らないから診て下さい。』と言う御依頼が増えております。。。
実際に弊社に御入庫戴いて、、、エンジン音を聞いた段階で『うん。こりゃ恐ろしい予感がするね。』と言う個体が実に多い。。。😎
ウチの敷地内で駐車するにしても、ATのシフトチェンジ時に可笑しな挙動が見られたり。。。😅
超低速ブレーキで空走距離が異様に長かったり。。。😱
ステアリング周りから異音がしていたり。。。😅
☆画像はイメージです。
色々な症状を抱えて入庫して来るのが大多数であるが、、、アイドリング時に既にフェイルセーフ状態だったりしたのにはビックリしたわ❗️😱
しかも某中古車屋から納車された時点でアイドリング1400rpm固定。。。
車はW124 E320Tの1994yモデルの右ハンドル車。。。
勿論、納車引渡し時にアイドリングが高い件についてはオーナーから中古車屋に質問したが、、、『旧い外車はこんなモンですよ。』で流されてしまったと言う。。。
しかも、納車前整備手数料を70万円も奉納して。。。
診断機でフォルトコードを拾うとT/LLRモジュールにスロットルアクチュエーター系統のフォルトコードがメモリーされていた。。。
更にはT/LLRモジュールが起動せず、HFMモジュールとの通信が断裂している事も判明❗️😱
この部分の修理だけで既に70万円コース。。。
後はタペットカバー周りのパッキンからのエンジンオイル漏れ。。。上から黒シーラーを塗って誤魔化してあった。。。
怖いモノ見たさでタペットカバーのセンターカバーを外してイグニッションコイルを外してみると、、、サープレッサーがオイル塗れだった。。。😱
間もなくイグニッションコイルがリークしてHFMのイグナイター基盤とパワトラを破損させる寸前であった。。。
メインハーネスはカチコチで被覆も割れとるし。。。
オイル漏れ修理とメインハーネス交換で約40万円也。。。
イグニッションコイル交換で約15万円也。。。
イグナイターを飛ばしたら、、、イグナイターの部品が欠品なので有った場合には¥青天井。。。
既にこんな危険因子がエネルギー充填状態な個体だから工場でリフトアップしたら。。。😱
パワステギヤーBOXからフルード漏れ。。。右ハンドル車は排気マニホールドが近接しているからパワステギヤーBOXのシールが熱で劣化が早いんだ。。。
エンジンとATミッションの継ぎ目からはオイル漏れ全開。。。
エンジンオイルパン周りも漏れたオイルでベタベタ。。。
AT本体からもフルードが滴り落ちている。。。
コンパニオンプレートも前後ヒビ割れ。。。
プロペラシャフトのセンター支持ベアリングもボールが抜けて歯抜け状態。。。
デフのサイドシールも既にシールの役を果たしておらずオイル漏れ全開のデロデロ。。。😱
ホイール🛞を外してみたらブレーキキャリパーのピストンのダストシールからフルード漏れ。。。😱
マフラーマウントゴムもバリバリだし。。。
もう、コレで総額350万円超えコースの修理となる事は必須である。。。😱
どれが優先順位❓全部ですな。。。
中古車屋もオイル漏れを誤魔化す為に下廻りを洗って修理せずに整備代金は丸儲けを狙ったとしか考えられんな。。。つまり確信犯。。。😎
ウチでの点検後、オーナーさんの意向で一旦現車を引取り中古車屋に文句を言ったそうだがノラリクラリと流されて何一つ話が進まなかったそうである。。。😖
その他、、、この個体では無いがブロアファンから異常音がするので要交換となったがW124のブロアファンは部品手配に現品品番の確認が必要なのである。。。
で、、、その現品品番を確認しようと現品確認の為にモノを現車より外してみたら品番が何処にも見当たらない。。。よく見たら社外コピー品。。。😱
結局はファンブレードのサイズの実測値や本体のサイズの実測値で純正品を割り出したと言う事もあった。。。😅
後は多いのがW124前期モデルのKE車のフューエルポンプリレーが社外インチキ品に交換されているケース。。。中古車屋の店頭展示車に多い。。。
Made in 大陸なので作りも粗末でいつ停まっても可笑しくない。
極端に価格も安いから手出ししがちだが『停まる。』リスクがある事を理解すべし。。。
と、、、まあ以上の様なお話は氷山の一角であるが30年前の毒車には爆弾が眠っていると悟る位の覚悟が欲しいですな。。。
それが嫌なら国産の高年式車が安牌でしょうね。。。