以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

はい❗️やり直し〜❗️

2024-09-12 11:14:00 | 日記
最近、、、暫く遠ざかっていて清々とした気分だったのにまた最近増えだした仕事に辟易としている寅🐯です。

特に金看板業者の後始末尻拭き仕事が多くて笑ってしまう。。。

前回のブログの500EのLHモジュールの『O/H』の痕跡もしかり。。。










やっつけ仕事の結果、起こるべくして起きた結果の後始末になる事も多い。。。

先日何か500Eの機械式ODO&TRIPを数年前に修理したが再び不動になったと言う某業者さんからの新規のお話で対応したら、、、非常に荒い仕事な上にODO&TRIPの駆動ギヤーを前回の修理で交換した様であったが歯数が合ってない故に2ndギヤーと3ndギヤーのギヤーの合わせの噛み込み(バックラッシュ)が適正でない状態で無理矢理駆動された故に3ndギヤーのギヤ欠けに至ってしまったと言う事例。。。
オマケに前回の修理ではステッピングモーターのピニオンギヤーと2ndギヤーが損傷したらしくこの二種類に関してカイダック素材の社外品ギヤーが組み込まれていた。
純正のギヤーは軟質のナイロン樹脂製なので硬質素材の社外品ギヤーとは相性も悪いので硬質素材のギヤーを用いるのであればピニオンギヤー、2ndギヤー、3ndギヤー共に同時交換がマストであるのだが、、、この案件では見た目に破損していなかったと言う理由であろうが、3ndギヤーは未交換のままであった。
そこに歯数違いの2ndギヤーを入れてしまったが故にバックラッシュに狂いが生じて軟質素材でしかも劣化している3ndギヤー側が負けてしまったと言う原理である。。。

因みに前回の修理の後、ODO&TRIPの動作音『カチ カチ カチ。。。』も生じていてオーナーさんから『何とかならんの❓』と言われてしまい前回施工した某有名メーター修理業者に問合せたら『それは何ともなりません❗️』と言われてしまったとの事。。。
何ともならね〜のは機械工学の事象に対する原因と解決策を探求してねえからやろが⁉️

オイラもカチカチ音については過去10年前に結構難儀した案件だったが自分のW126を題材に解決策を模索検討した結果、ある工学誌に掲載された某精密機械設計のエンジニアさんの論文に目が留まり、その論文で提唱されていた方策を更に料理してW126のODO&TRIPに採用した結果、カチカチ音の消去に成功しました。

よって、この案件にも当社のノウハウを採用した結果、、、静かでスムーズなODO&TRIPメーターに変身してお帰り戴きました。😉

と、まあこんな問題を抱えた問題児が最近特に増加傾向にあります様で寅🐯の秘密の工房もど偉く多忙になり、去る今年の3月からの繁茂期が更にエスカレートしてほぼ開き直っている状況です。。。
でも、お客様から受けた一つ一つの案件は着実にこなさなければならないので一件一件じっくりと取り組んでおりますので時間を要しております。
 
『早い❗️¥安い❗️』をお求めのお客様はどうぞ他社さんに御依頼下さいませ。。。


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