巷は三連休ですね。。。お暑う御座居ます。
ただ朝晩は結構涼しくて段々と秋の気配を感じる様になって参りました。。。
さて、先日からフェイルセーフ症状でニッチもサッチも。。。で、お付き合いの業者さんの整備士さんがサジ🥄投げたW124 500E君。。。
LHモジュールの過去に受けたO/Hが原因で昨今になってエンジン不調を招きエアコンが突然切れてしまうと言う症状。。。
寅🐯の見立てを裏付ける為に当社保有の試験用LHモジュールを現車に仮搭載して走行してみたところ、、、エアコンの突然切れは無くなる事から問題の主原因はLHモジュールと言う結論になりました。。。
が、、、エンジン始動後にA/CスイッチをONすると直ぐにONになる筈のA/Cコンプレッサークラッチが暫く間を置いてからONになると言う現象が数回見られたのと、、、本日の正午の外気温30℃超えではエアコンの高圧側の冷媒圧力はA/C-ON後1〜2分以内に20kg近くまで上昇してエアコンコンデンサーファン(低速電動補助ファン)が回転する筈だが5分以上経ってやっとコンデンサーファンが回転すると言う珍現象に始まり、、、エアコン全開状態でエアコン操作部の『EC』スイッチを押してACコンプレッサーの電磁クラッチをOFFにするもコンデンサーファンが延々と3分近く回転し続けると言う奇怪な現象も発生しているのでエアコンシステムの高圧側の圧力SW×二種も交換した方が良いかもですね。
コンデンサーファンが規定圧力で回転しないと冷媒圧力がエマージェンシー迄上昇してA/Cコンプレッサークラッチを緊急動作で強制OFFと言うフェイルセーフが掛かりますのでね。。。
後は欲を言えばA/Cコントロールの室温制御がラフなので室内の温度センサーも交換してやったらイイね。
今回の修理メニューはエンジン制御のブレインであるLHモジュールのフルO/H、劣化してコントロール動作に安定性を欠いたE-GasモジュールのO/H、金看板業者が意味不明なO/Hを施工したABS/ASRモジュールの適正化、エアコン冷媒システムの高圧側圧力SW×二種の交換、室内の温度センサーの交換って具合やね。。。
まあ、30年選手ですから色々と出て来ますけれど各パーツの劣化は仕方がないところですが、、、モジュール類の酷い修理の結果が未だ未だ出て来そうですな。。。
こうやってシステムの噛み合わせをピース毎に合わせてみて紐付けて行くのが寅🐯の仕事なのです。。。