今朝は徹夜明けで頭がボーッとしている故に事務所でアイドリング中の寅🐯です。。。
ここのところ彼方此方の業者さんがサジ🥄を投げた色々と不可思議な案件と対峙して一番手間の掛かるトラブルシュートに時間を取られて右往左往する事が多かった為に内職仕事が結構遅延してお客様よりお叱りを頂戴する事も幾度と無く御座居ました。。。
で、、、久々の案件であったR129のドアミラー本体内部ハーネスの引替って作業。。。
R129に限らず、W202,W210,W140で10年以上前に多かった案件ですが、、、
コレもまたメーカーではハーネス劣化→Assyで交換の考えが強くハーネスの引替など前提になっていないので作業は結構難儀します。。。
オマケにハーネスの色も変色していて元色が不明なモノや被覆自体溶けてしまっていてハーネスの色が判別不能なモノが普通にある。。。
コネクター間のピンアサインを暴くだけでも結構難儀する。。。
この部分に関連したメーカー資料を入手しても資料とコネクター形状が全く異なっていたりして全く役に立たない事も多い。。。
ウチの場合は過去に調査したピンアサインでメーカーの純正ハーネス色は参考程度にして新たにハーネス色の分配を決定してしまう。
つまりはピンアサインさえ合ってりゃあミラーは正常動作する訳だから現品の複数のコネクター同士のピンアサインからハーネスを新規製作すると言う手法にて対応している。
勿論、コストも高いが闇の深い毒車のサービス情報に対応するにはコレしか無いと言う判断で。。。
オマケにこの作業、、、途中で手を止めると複数の束になったリード線の行き先を忘れたりしてしまうので途中休止は有り得ない。
一気に行かないと深みにハマる危険性が高い作業なので悪くすると『昼休憩』も取れなくなる。
よってこの手の作業は電話の鳴らない夜間が一番適している。。。
お陰様で昨夜は肝煎作業として昨日19:30〜今朝4:00と言う時間帯にて完成した。。。
そして今朝10:30より通常営業。。。
先日のモグラ叩きモードだったW124 500E君を午前中にクライアントさんに無事引渡し完了。。。
今回はエアコン不調に絡む原因がシステム全体に渡っていたので結構難儀した。。。😱
修理のアプローチも不具合箇所だけ治せばヨイ何て具合じゃ、毒車に嘲笑われてしまう様な展開になり易いのでドミノ倒しは覚悟の上で臨む様ですね。。。
現在お預かり中のW201 190E(改)3.2Lも既にドミノ倒しの様な展開は始まっているし。。。
エンジン不調で当社に入庫したのでありますが、、、
先日解説した大陸製構成部品で組み立ては日本だから日本製を名乗っている社外オルタネーターによるHFM &T/LLRモジュールへのダメージについてはモジュール修理によって完治しましたが、、、
冷間時始動後10分程度で今度はスコンとエンスト。。。😱
即再始動を試みるも再始動出来ない。ってか初爆も無い。。。
丁度燃料ポンプリレーが逝った様な状態でイグニッションONでのポンプモーターの回転音もしない。。。
燃料ポンプリレーは新品。。。
因みにエンスト後5分程度経つと再びエンジンは始動する。。。
しかし、アクセルを空吹かししても微妙に回転がついて来ない。。。
って事で毎度お馴染みの寅🐯の仮説。。。
このエンストは燃料ポンプ系統に問題が発生して起きている。
フューエルフィルターのゴミが堆積してエンジン停止時の燃圧が掛かっていない時はフィルター内部のゴミは沈殿しているのでフィルターの濾紙を詰まらせないが、エンジン始動で燃圧が掛かると沈殿していたゴミが濾紙の網目に集中しだして濾紙を詰まらせて行く。。。
ほんでもって燃圧によって濾紙の網目の大半を塞いでしまい燃料の圧送が遮断されている。。。
で、、、燃料の圧送が遮断されてエンスト。。。
エンスト後、5分程度の燃圧ゼロ状態で再びフューエルフィルターの濾紙を詰まらせていたゴミが横方向に装着されたフューエルフィルターの底部に沈殿して再びフューエルフィルターで燃料が辛うじて排出されるが故にエンジンは再始動は効くが、詰まったフューエルフィルターは燃料が適正燃圧にならずエンジン側のプレッシャーレギュレータの入力燃料が少ない為にエンジンは適正に回らないと言う結果になっている。。。
と、言う事で燃料ポンプユニットの分解。。。
外したフューエルフィルターは案の定、、、息を吹き込むも息が通らなかった。。。
南無妙法蓮華経🙏。。。
ポンプは比較的新しかったがもしかしてフィルターは交換せずにポンプだけ交換❓ダメよ。
フューエルポンプとフィルターはセット交換です。
後は燃料ホースも経年劣化でボロボロなので部品が出るモノは交換。出ないモノは補修或いは一品製作で対応するしか無いわな。。。
毒車はバラせばバラす程色々出て来るのが常識化しとります。。。
To Be Continued……..