弊社の常連さんのA様・・・。
先日・・・「いきなり吹けなくなって・・・加速がモタついて・・・ガソリン喰って・・・。」と、点検の御依頼を戴きました。
お車は1995年式のW202 AMG C36・・・。
去る今年6月にイグニッションコイルやら点火プラグやらと結構消耗部品を弊社で気持ち良く交換したお車です。
勿論、モジュール類のO/Hは全て完了しておりますので今回の大元凶は交換していないセンサー類ですかな・・・。
まあ、想像は取敢えず置いときまして・・・。
弊社に御入庫戴いて・・・。
早速CP診断機による診断・・・。
何やら賑やかなエラーの続出・・・。
各気筒毎の点火不良にミクスチャー不良、F/P不良・・・ミッションの変速不良に・・・。
しまいにはHFMとT/LLRのCAN通信不良ときました・・・。
はい!こう来た場合は9.9割の確率でエアマス不良が疑われます。
ウラをとる為に気温と水温に対してのエアマスの補正状況をグラフで表示してデータストリームをしてみます・・・。
まるで極寒地にでも居る様な値をウロンコロンしてまして・・・。
間違えなくエアマスが主犯と断定しました・・・。
しかしですね・・・。
四極ソケットのエンジンマネジメント用&A/Cコントロール用水温センサーの値も・・・。
劣化が進んでいて少々誤差が大きくなってましてですね・・・。
実際の水温よりも低い水温信号をHFMに送信しちゃってましてですね・・・。
更にですね・・・。
吸気温度センサーも実際の吸気温よりも低い数値をHFMに送信してる感じで・・・。
これではエアマスが逝く前にも既にミクスチャーは燃料が濃い目となっていた様ですね。
やはり2013年の酷暑の影響か・・・。
センサー類も結構やっつけられたみたいですね。。。
そこにエアマスが逝って・・・燃料は常にリッチ状態で噴射を続けたものだからこりゃあかなりカブりまくったに違い無いと思われます。
さて、水温センサーと吸気温度センサーを交換してからエアマスセンサー交換なのですが・・・。
エアマス交換には流儀が御座居ます。
エアマスソケットを抜いてエアマス本体を脱着して交換。
新しいエアマスをセットしたらソケットを接続せずに一旦イグニッションSWをON。
少々・・・3分程度放置してイカれたエアマスデータの初期化。
そして・・・イグニッションSWをOFFにして今度はエアマスのソケットを接続。
イグニッションSW-ON時の突発電流によるエアマス破損を防止する為にヘッドライトSWをON。
イグニッションSWをONにしてそのまま5分程度放置。
ここで新しいエアマスとのCANによるやりとりでHFMが学習します。
その後、一旦イグニッションSWをOFFにしてゆっくりとイグニッションキーを回してエンジン始動・・・。
これでエアマスは適正なデータを出して正常動作でエンジンがかかると思います・・・。
が・・・今回は水温センサー等の絡みでかなり濃い燃料がプラグをカブらしてましたもので・・・。
エンジンをスタートしてもボコボコいって失火状態が続き、診断機にも着火不良のエラーが出まして・・・。
だから・・・ヘッドカバーの蓋を開けてダイレクトイグニッションコイルを三つ外してプラグを全数外しましたところ・・・。
特に二番と三番が酷くカブってましたね。
よって・・・点火プラグを全数清掃して再度組付けして完了!
エンジンを始動・・・。
C36独特の排気音を発して気持ちの良いサウンドを奏でてくれました。
診断機をかけて・・・。
エラーをチェックしまして・・・。
エンジンがかかった状態でタペットカバーの上にソケットレンチのソケットを載せても・・・。
ソケットはピクリとも動かず・・・。
鉛筆が立ちそうな勢いで・・・。
試乗してみても・・・。
この時代独特のヤンチャなAMGの気合が戻り・・・。
大変面白いトルキーな走りがキチンと戻りました・・・。
さて・・・後は予防整備でF/Pとフィルターの交換ですね・・・。
先日・・・「いきなり吹けなくなって・・・加速がモタついて・・・ガソリン喰って・・・。」と、点検の御依頼を戴きました。
お車は1995年式のW202 AMG C36・・・。
去る今年6月にイグニッションコイルやら点火プラグやらと結構消耗部品を弊社で気持ち良く交換したお車です。
勿論、モジュール類のO/Hは全て完了しておりますので今回の大元凶は交換していないセンサー類ですかな・・・。
まあ、想像は取敢えず置いときまして・・・。
弊社に御入庫戴いて・・・。
早速CP診断機による診断・・・。
何やら賑やかなエラーの続出・・・。
各気筒毎の点火不良にミクスチャー不良、F/P不良・・・ミッションの変速不良に・・・。
しまいにはHFMとT/LLRのCAN通信不良ときました・・・。
はい!こう来た場合は9.9割の確率でエアマス不良が疑われます。
ウラをとる為に気温と水温に対してのエアマスの補正状況をグラフで表示してデータストリームをしてみます・・・。
まるで極寒地にでも居る様な値をウロンコロンしてまして・・・。
間違えなくエアマスが主犯と断定しました・・・。
しかしですね・・・。
四極ソケットのエンジンマネジメント用&A/Cコントロール用水温センサーの値も・・・。
劣化が進んでいて少々誤差が大きくなってましてですね・・・。
実際の水温よりも低い水温信号をHFMに送信しちゃってましてですね・・・。
更にですね・・・。
吸気温度センサーも実際の吸気温よりも低い数値をHFMに送信してる感じで・・・。
これではエアマスが逝く前にも既にミクスチャーは燃料が濃い目となっていた様ですね。
やはり2013年の酷暑の影響か・・・。
センサー類も結構やっつけられたみたいですね。。。
そこにエアマスが逝って・・・燃料は常にリッチ状態で噴射を続けたものだからこりゃあかなりカブりまくったに違い無いと思われます。
さて、水温センサーと吸気温度センサーを交換してからエアマスセンサー交換なのですが・・・。
エアマス交換には流儀が御座居ます。
エアマスソケットを抜いてエアマス本体を脱着して交換。
新しいエアマスをセットしたらソケットを接続せずに一旦イグニッションSWをON。
少々・・・3分程度放置してイカれたエアマスデータの初期化。
そして・・・イグニッションSWをOFFにして今度はエアマスのソケットを接続。
イグニッションSW-ON時の突発電流によるエアマス破損を防止する為にヘッドライトSWをON。
イグニッションSWをONにしてそのまま5分程度放置。
ここで新しいエアマスとのCANによるやりとりでHFMが学習します。
その後、一旦イグニッションSWをOFFにしてゆっくりとイグニッションキーを回してエンジン始動・・・。
これでエアマスは適正なデータを出して正常動作でエンジンがかかると思います・・・。
が・・・今回は水温センサー等の絡みでかなり濃い燃料がプラグをカブらしてましたもので・・・。
エンジンをスタートしてもボコボコいって失火状態が続き、診断機にも着火不良のエラーが出まして・・・。
だから・・・ヘッドカバーの蓋を開けてダイレクトイグニッションコイルを三つ外してプラグを全数外しましたところ・・・。
特に二番と三番が酷くカブってましたね。
よって・・・点火プラグを全数清掃して再度組付けして完了!
エンジンを始動・・・。
C36独特の排気音を発して気持ちの良いサウンドを奏でてくれました。
診断機をかけて・・・。
エラーをチェックしまして・・・。
エンジンがかかった状態でタペットカバーの上にソケットレンチのソケットを載せても・・・。
ソケットはピクリとも動かず・・・。
鉛筆が立ちそうな勢いで・・・。
試乗してみても・・・。
この時代独特のヤンチャなAMGの気合が戻り・・・。
大変面白いトルキーな走りがキチンと戻りました・・・。
さて・・・後は予防整備でF/Pとフィルターの交換ですね・・・。