新橋ウエーブクラシックが開催された。
選手は17名。
参加資格はこうだ。ウインドに情熱があること。笑うのが好きなこと。あと仲間が好きなこと。
様様な土地からウエーブ宴会の聖地新橋にみんな集まってきたわけだ。
御前崎のプロから天気男さんや高張力さんも参加した。
ゲンキチさんにも逢えた。今度茅ケ崎に挿入するそうだ。
ディープに輪が広がってきてとてもいいことだ。
こういう会があると皆どこのゲレンデに行っても一人ぼっちになることはあるまい。
ウエーブの話を結構したよ。
フロント振って泣いちゃったヨ、とか、ダウンザラインでシンクロするとチョー感動するぜ!
なんて話を聞いて情熱を分けてもらったな。
そういうことを酒を飲みながら話すと実に楽しい。
ビールは急ピッチでどんどん胃に流しこまれる。
実にみんな楽しそうだ。楽しそうな笑顔を見ていると、こちらもハッピーになる。感謝だ。
ウエーブクラシックのファイナルに勝ち進んだのは、BとIだった。
Bはどんな決め技を出すかは、だいたい想像できた。
ちらっと見たときは服を着ていたのに、5秒後に見たら上半身裸だった。
ダンディーTのサポートもあって、Bは全裸をメイクした。
その一瞬をジャッジの店員は見逃さなかった。
あまりに危険度の高い技ということで、失格となった。
楽しい大会は終了し家路に着いた。
駅では気がついたらすでに一人だった。
とてもいい気分で茅ケ崎方面に帰る仲間を探すのは不可能だった。
電車の中また立ったまま寝てしまった。
気にかけてくれた奴が電話を鳴らしてくれて、乗り越し駅は一つで済んだ。
海や地元でビールをよく飲む。
でも都内まで出かけてウエーブ連中と飲むことは少ない。
それぞれが仕事から駆けつけ、利害関係がないところで飲むわけだ。
東京タワーがライトアップされて、風俗店が立ち並ぶ中、物凄い人を掻き分けてたどり着いた店には、
砂が飛び海面が沸騰し普通の人は立ち去ってしまう海に臨む連中が飲んでいる。
その中にはオレもいた。
ちょっと自慢だな、と思いながらのんびり歩いて帰ったよ。