Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Spring-heralding storm for the all soul surfers

2006-02-06 23:52:27 | ThinkAbout..
あるとき空虚になった。
何かを失って取り戻せなくなるとき、それが遥かに彼方に遠ざかっていくとき。
それはMutability(無常)の状態だ。
世の中は無情だな、ではない。そこまでは落ちぶれていない。
無常なだけだと思う、たぶん。
無常はある日突然音を立てずにやってくる。やって来たことすら認識できない。
無常は時を経るとEternal(常)になる。
おそらく勝手に常になる。無常は風が吹き飛ばす。
その風は暖かく容赦なく吹き飛ばしてくれる。感謝の風だ。

無常にあるとき人間は多くの場合ピュアになるという。
風を掴んで波に乗ったとき、あたかもそれが初めての体験のような錯覚になる。
もしかしたら錯覚じゃないかもしれない。この世のリアリティーかもしれないね。
どうよ?波に乗った瞬間、あまりの感動にむせ返ったことはないかい?
確実にいえることは、波に乗る行為はものごとの本質を知るということだ。
ものごとの本質を知るということは、己に独自性を持ち、主観的に客観視できることだ。
その矛盾さを正当として一瞬悟る瞬間だ。

ものごとの本質は波のフェイスにある。
欲や怒りや悲しみがあると波には乗れない。
波乗りとはそういうものだ。波は人を選ぶからだ。
君は波を選べない。君が波に乗れるかどうかは波が決めることだ。
乗れる波があるなら、波はその日その時その場所に呼んでくれる。

もう一つ大切なことがある。風は全てのウエーバーに公平なことだ。
誰かにオーバーで誰かにアンダーではないんだ。
同じ風が吹いている。セイルの大きさで調整すれば済む。
ところが波は公平ではない。
波がまわって来ないんじゃない。波が乗り手を選んでるんだ。
波に選ばれたらその波を絶対逃すな!風がそう言う。
あとは板に乗り込むだけだ。


明日は波に乗れるのかな?
オレはどうかな?乗せてもらえるかな?
きっとだいじょうぶだ。
風が呼ぶんだよ。
いつかい?
明日に決まってるよ!

Rock'n'Roll WAVE Man

2006-02-06 23:22:09 | インポート
T-REXばりのリフで始まるこの曲は「GET IT ON」を彷彿させる。
と思いきやベースラインが突如変り、優しいストリングスが展開する。
しかし、この曲の骨格は40男のロックンロール。
歌詞が切なすぎるぜ!
あまりに多くを失った男が、子供の頃の弱い自分を思い出し、
やればできると思ったことを回想し、もう一回飛び立つ歌だ。

ガキが聞く邦楽にはないsoul。

甘い弱い何にもできない僕が
明日生きるための頑張るための一言
お日様どうか LET IT SHINE
貴女の愛で MAKE ME SMILE

負けそうになったらおまじないはいつも
I'M A Rock'nRoll WAVE MAN!

夢があるなら空も飛べるさウインドで
YOU'RE A Rock'n'Roll WAVE MAN!

Continual improvement

2006-02-06 10:38:45 | ISO
Continual improvement=継続的改善っていうやつだ。

仕事しててよくPDCAっていわれるでしょ。
計画(Plan)して実行(Do)する。実行したら結果を評価(Check)するんだ。
そのやりかたでよかったか?他に方法なかったか?ってね。
次はこうしようって改善(Act)する。そしたらまた次の計画をしていく。
仕事はその繰り返し。ただし螺旋階段を描くように上に向かっていく。
これが継続的改善だ。
オイラたちが仕事でしなくちゃいけないのがこの行為だ。
少なくとも30歳以上になったら意識しなくてはいけない。
なぜかというと頭が筋肉になるからだ。

この行為を断片的に捉えると、「毎日毎日同じことの繰り返し、It's just another day!」となる。
そうのとおり。こう思ってる人は仕事をしていない。作業なんだな。
仕事と作業は違うよ。多くの人がしてる行為は作業だ。
仕事には責任と権限が付きまとう。それが明確になっているのが社員だ。
トヨタでははっきり言っている。仕事って改善活動のこと、って。

でもこれはとても難しい。
全体のバランスを見ることが出来る能力と、センスだ。
あらゆる仕事において能力のある人というのは、プランナーでありアナリストであることだ。

スポーツで能力を発揮する人もこのセンスを備えている、はず。
同じ運動能力を持つ人が2人いたら顕著に差が出る。

例えばウインドで今自分が何をすべきか捉えていること。自分のレベルを捉えていること。
すべきことがイメージできていること。これは計画段階。

じゃあ乗った後の評価はしてるか?海から上がって、あー楽しかった、で終わってないか。
オレのライディングどうだった?みんなの会話で意味ある発言をしてるか?
人のライディング観察してるか?
たぶん、これをしない限りスパイラルアップしないと思うんだ。
上達してる人は一匹狼ではないよね。仲間に恵まれている。
仲間を利用すべきだ。

話がずれたかな?こういうことだ。
世の中の生業とか営みではスパイラルアップが大切なんだ。

ただし仕事上のスパイラルアップでは他と大きく違うことがある。
仕事で実行結果を評価するのは数字だ。
数字というと酷な印象を受けるけど、やさしく言うと評価を定量化するということだ。
がんばり度合いをパーセンテージにすることだ。
定量化のできない人は、流した汗で他人を評価する。間違っている。
一番愚かなことだ。そういう会社って腐るほどあるだろ。はっ!オイラの会社だ!
あいつがんばってるからな!
何をがんばってるんだ?やり方が悪いんじゃないの?って思うよ。

改善なんて仕事やプライベートでうまくやるなんて難しい。
理想はあるけどジレンマがある。
その中で、そういう社会で生きてるんだからしょうがない。