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5月14日、文字通り我々一般Waverにとって『Big Day』が訪れた。
御前崎弁財天ビーチ。正午前ややオン。波も風と同じ向き。
昼過ぎ4.0。これを境に波は整い、最大でロゴハイ。
風は4.0~5.0。ガスティーながら、波はきれいなフェイスと張ったショルダーを持ち合わせた。
Big Dayは、その状況だけでなく、そのときの乗り手の心の状態が加味されたもの、と思う。
長い間蓄積されてきたウエーブ魂ってやつだ。ウインドに対する熱い想いってやつだ。
きっとウエーブライディングに向き合うための感性だと思う。
その人なりのBig Dayはその人の感性によるものだ。
感性は繋がるんだよ。感性のネットワークが海を媒体にしてね、繋がるんだ。
だからその日を多くの仲間たちでシェアできた歓びはとても大きい。
タンタンさんがボトムターンで手前の波の影に隠れる。リップでフェイスを駆け上るところで姿を現す。
アクマヨーコはジャイブを繰り返し、ついにアタマオーバーのセットをつかまえる。
ハイテンさんは、波の下でコークスクリュー1080を決める。
ビーチから『Yeah!』の歓声が上がる。
オレは水深20センチのところでセイルにラッピングされみんなの笑いを取るわけさ。
エスロさんは道具を流してしまったけど初御前崎を楽しんでくれたようだ。
プラムは茅ケ崎移住の成果が出て、御前崎のインのセクションを難なくクリアし沖へすっとんでく。
ナモヘは長い間暖め続けてきたボトムターンの想いをこの日メイクした。しかもドライブさせて。
タクミさんは、アウトでオレが4.7で苦しむ中、4.2でぶち抜いていったね。
多くの知り合いがそこにやってきて、素晴らしい時間を共有した。
どうかな?湘南チームもがんばったね。
オレはこういう日、ゲッティングもままならなかった初心者の頃を思い出す。
目の前で繰り広げられる素敵な光景や、
そして自分自身がwaveを始めて今こんな恐れ多いポイントにいること、
そんな想いが交錯して、不覚にも胸が熱くなるのを抑えられなかった。
波を滑り降りながら、ヒザを前に出し、マスト手を思い切り前に突き出す。
ドライブするのは板だけじゃない、自分自身もドライブしている。
ボトムから見上げる波のトップはキラキラしていて、生まれたてのスープに太陽が反射する。
ボトムから見上げるのはキラキラした人生だ。
波の向こうにキラキラした未来はあるのかな。
高ければ高いほど加速してフルドライブさせる。生き様はボトムターンで学ぼうか!
p.s.
ウエザーマンの連れの方に声をかけていただいた。
ブログ見てるよー!って。ありがとうございます。
また良い波を当てましょう。良い波はきっと心が作り出すものですよ!とさ。