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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Jumpin' Jack Flash

2006-05-17 10:19:09 | windsurfin'

Jumping Jack Flash By Teimi (クレさん画像お借りします!)

初めて自分がウエーブしてるんだな、って実感したのは多分ジャンプしたときだ。
フィンが海面からちょっと離れただけなんだろうね。
『これだよ、これ!』って思った。

ウインドは凄いと思った。
僕は波に乗る道具だけじゃなく、空飛ぶ道具をも同時に手にしたんだと思った。

着水のときのラフの回数が減っていき、自ら蹴りだすことができるようになってくると、
セイルは鳥の翼に変わる。
ピークでセイルを引き込むと更に上昇する。

茅ケ崎はサーファーが多くて、彼らの前でジャンプすると『おぉぉぉぉぉ!』と声が上がる。
とてもとても優越感に浸れる。『どんなもんだい!』って感じだ。

もしかして、ウエーブに興味を持ったのはジャンプかもしれない。
ウエーブライディング自体はビーチで見ていても素人目にはよくわからない。
ダウンザラインは気持ち良さそうでも、リッピングの気持ちよさは想像できないんじゃないかな。
でも、ジャンプは全くの素人にも気持ちよさがわかるはずだ。

僕は夢でよく空を飛ぶ夢を見る。
道路にうつぶせに寝て、息を止めて腹筋にクッと力を入れる。
すると30センチくらい身体が浮くんだ。
その後、念力と平泳ぎで前に進んでいく。徐々に身体は上昇していく。
住宅街の空を飛び、ビルの間を抜ける。
すっと念じるのをやめると一瞬無重力になって少し落ちる。

そういう夢だ。落ちるとき気持ちいいし、いい気分で朝を迎えられる。
ウエーブのハイジャンプで同じような気持ちになるんだ。
一瞬夢の中にいるようだ。