AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

手筒花火だよ

2005年09月11日 | 家庭
 本日の衣笠山は微風で…いえいえ、それよりも町内のお祭りの二日目で、花火の日です。
 稲荷社大祭というお祭りで、42歳の厄年の男性が中心になって行います。午後から花火の大筒(スターマインとかいうやつ)を載せたミコシを担いで町内を練り歩きながら、最後に会場に入場、日没とともに花火のはじまりです。
 画像は私も数年前の厄年のときにやらせてもらった手筒花火というやつで、簡単にいってしまうと、子どもの頃にやった「ドラゴン花火」の超強力版です。
 大きさは直径20センチ、長さ90センチほどで、竹に縄を巻いて作られており、地面に横に置いた状態で点火。その後に両手で身体の側面に沿うように構えます。火柱は10メートルほどの高さまで盛大に噴き出し、垂直に噴き上げるように構えるので、落ちてくる火の粉はモロに本人に降り注ぎますが、火の粉を被るのが「粋」であり「厄払い」なのだそうで、ようするに、火の粉を被るためにやってるような感じです。火柱は約1分間噴出し、最後に反対側の底の部分に仕込まれた火薬にも点火、大きな破裂音とともに足元にも火の粉が飛び散る、バズーカ砲みたいな花火でもあります。
 よく「火の粉をかぶって熱くないの?」と訊かれますが、熱いです(^_^)
いまだに手には小さいけどヤケドのあとが残ってるし、頭になにも被らずにやるので火の粉直撃、髪の毛もけっこう焦げ落ちるので、「このごろ頭がちょっと淋しい、リーブ21かヘアコンタクトでも…」などと考えてる人にはオススメできません。でも、想像していたより熱くなく、最後に底が破裂したときはけっこう快感があったりしますから、うん、やっぱりおもしろいぞ、手筒花火! でも、やってる本人は火柱がよく見えないので、見物している方がキレイだぞ手筒花火っ!
 私の町内の祭りは終わりましたが、続いて来週は田原市全体のお祭りが行われ、日中はカラクリ人形が仕込まれた立派な山車が出て、夜は盛大に打ち上げ花火が行われます。
 三河地方のお祭り(花火)は「豊橋で始まり田原で終わる」という言い方をするそうで、この地方の今年の花火は田原祭りで終わりますので、花火の好きな人は見に来てください。